「そろそろ家を売ろうかと思っているが、今が売り時なのかどうか判断できない」
そんなご相談を、私たちはよくいただきます。
2026年現在、柏市の不動産市場は売り手にとって有利な局面が続いています。
ただし、種別・エリア・築年数によって状況はかなり異なります。
この記事では、柏市で不動産業を営む地元業者の視点から、
最新の売却相場を土地・一戸建て・マンション別に、実際のデータに基づいて解説します。
「うちの物件はどれくらいで売れるの?」という問いへの、最初の道標になれば幸いです。

TNコーポレーション
東葛地区の不動産トータルパートナー
□代表取締役:仲田利彦
□総合建築業・設計施工・注文住宅・
リフォーム
□不動産・企画・運用・管理
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柏市の不動産市場の現状

まずは柏市の不動産に関するデータを見ていきましょう。
現状がわかるはずです。
・住宅地の平均公示地価:13万4,085円/㎡(2025年) 前年比 +5.09%上昇
・市全体の地価総平均:19万2,587円/㎡ 前年比 +5.25%上昇(全国176位)
・2015年比での住宅地地価上昇率:10.8万円 → 13.4万円/㎡(+24%超)
・柏市の総人口:436,463人(2025年10月時点) 直近1年で+2,105人増加
(出典:国土交通省 地価公示2025年版、tochidai.info、柏市HP「毎月常住人口」)
特筆すべきは人口増加です。千葉県内で2023〜2024年の増加数は流山市・松戸市に次ぐ3番目。
「住みたい街」としての需要が実際の数字に表れています。
不動産会社で働いていると、土地・一戸建て・マンションの物件情報が毎日入ってきます。
今入ってくる情報と5年前の情報を見比べると、値上がりの幅に驚かされることが少なくありません。
「あの時の価格で買っておけばよかったね」
これは私たちスタッフの間でもよく出る言葉です。
もちろん未来の相場は誰にもわかりません。ただ、データと現場の感覚の両方から言えるのは、
「迷っている時間がコストになっている可能性がある」ということです。
柏市の地価動向:なぜ今、上がり続けているのか

柏市の地価は1992年ごろをピークにバブル崩壊とともに長期下落が続きましたが、
2021年ごろを境に明確な上昇トレンドに転じています。その背景には3つの要因があります。
① 3路線のアクセス優位性
JR常磐線(東京まで特急で約32分)、つくばエクスプレス(秋葉原まで約33分)、
東武アーバンパークライン(船橋・大宮方面)の3線が乗り入れています。
2015年の上野東京ライン開通で品川・横浜方向への直通も実現し、通勤圏としての価値が上昇しました。
(出典:街並み情報館「柏市の住まいと不動産市況」)
② つくばエクスプレス沿線の再開発効果
柏の葉キャンパス駅周辺は東京大学・千葉大学のキャンパスが立地する
「スマートシティ」として整備が進んでいます。
柏の葉キャンパス駅周辺の地価上昇率(2025年):+8〜11%(市内最高水準)
坪単価:約66万円(前年比+8%)
(出典:晃南土地株式会社「2025年版 柏市の土地価格推移」)
数字だけでなく、現場でも柏の葉エリアの変化は肌で感じます。
街の整備が進むにつれて住みやすさが増しており、
お客様からのお問い合わせでも柏の葉エリアを希望される方は年々増えています。
「住みたいエリア」として選ばれる街になってきていると、日々実感しています。
柏の葉エリアの詳しい不動産情報は、以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。

③ 二極化の構造:中心部vs郊外
ただし、柏市の地価上昇は均一ではありません。全国的な都市部と郊外の「二極化」は柏市でも起きています。
- 上昇が続くエリア:柏駅周辺・柏の葉キャンパス・柏たなか沿線
- 横ばい〜緩やかな上昇:増尾・高柳・逆井などの東武野田線沿線郊外
「柏市全体が上がっている」と一括りに考えると、実際の査定額とギャップが生じる可能性があります。
(出典:アールプラスDM「柏市の土地価格は?」、晃南土地株式会社)
少し郊外に離れるだけで大幅に単価が下がっているので、この辺りは慎重になる必要があります。
ただ駅から離れていても広々とした土地を活かして大きな家に住みたいという方も
かなり多いというのも事実です。
弊社の売り出し土地である増尾を買ってくれたお客様もそのような需要から購入を決めてくれました。
駅別・エリア別の地価相場(2025年)

柏市内は同じ「柏市」でも、駅によって地価に最大4倍以上の差があります。
売却価格を見積もる上で、エリアの把握は最初の必須ステップです。
| 駅名 | 沿線 | 公示地価(住宅地) | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 柏駅 | JR常磐線 | 28.5万円/㎡ | +5.25% |
| 南柏駅 | JR常磐線 | 約15〜18万円/㎡ | +4〜5% |
| 柏の葉キャンパス駅 | つくばエクスプレス | 約20〜25万円/㎡ | +8〜11% |
| 柏たなか駅 | つくばエクスプレス | 約15〜18万円/㎡ | +6〜8% |
| 増尾駅 | 東武アーバンパークライン | 約9〜11万円/㎡ | +2.52% |
| 高柳駅 | 東武アーバンパークライン | 約6.5〜7.5万円/㎡ | +2〜3% |
※公示地価は住宅地の平均値。各数値は国土交通省地価公示データ・tochidai.info・tochi.biz・晃南土地株式会社資料より集計。実勢価格とは異なります。
- 柏の葉キャンパス駅は上昇率が特に高く、今後も再開発進展に伴うさらなる上昇が見込まれています。
- 増尾・高柳エリアは価格帯が抑えめな分、広い土地を安く取得できるメリットがあり、買い手需要は根強くあります。
- 実勢価格(実際の取引価格)は公示地価より1〜2割低くなることが多いため、売却価格の目安にする際は注意が必要です。
種別ごとの売却相場:土地・一戸建て・マンション

同じエリアでも、売る不動産の「種別」によって相場は大きく変わります。それぞれの現状を確認しましょう。
【柏市】種別別 不動産売却成約価格の目安(2024〜2025年)
| 種別 | 成約価格の目安 | 条件・備考 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 土地 | 平均:約14.3万円/㎡ (坪約47万円) | 駅徒歩20分超は 約7.6万円/㎡まで下落 | 国交省2024年Q1 |
| 一戸建て(中古) | 平均約2,649万円 | 土地133㎡・建物101㎡・築20年が中央値 | SUUMO2026年 |
| 一戸建て(新築) | 3,000万円前後 | 建売中心。パワービルダー系が多い | 市場参考値 |
| マンション(築浅) | 築15年以内:約2,961万円 | 直近3年で約4.34%上昇。坪単価260万円 (築5年以内) | 街並み情報館・HowMa |
| マンション(築古) | 築25年超:約1,147万円〜 | 最多流通は築36〜40年(全体の約12%) | 街並み情報館・マンションナビ |
※柏市内の成約価格は時期・個別条件により変動します。(出典:国土交通省不動産情報ライブラリ、SUUMO、街並み情報館、HowMa、マンションナビ)
土地:駅距離で4割近く価格が変わる
柏市の土地相場で最も重要な変数は「駅からの距離」です。
最寄駅から徒歩20分以内の土地は平均13万円/㎡前後ですが、
20分超またはバス便になると平均7.6万円/㎡と、一気に4割近く下がります。
(出典:街並み情報館「柏市の住まいと不動産市況」)
実際の土地取引価格(2024年第1四半期、国交省)は平均14万3,450円/㎡で、
公示地価に対して約26%低い水準です。売却の際は「公示地価=売れる値段」と思わず、
実勢価格との乖離を意識することが大切です。
一戸建て:広さが最大の強みになる
柏市の中古一戸建ての平均土地面積は148㎡(約45坪)、建物面積は102㎡です。
都内で土地100㎡の一戸建てを買う予算で、柏市なら庭付きの広い一戸建てが手に入る。
これが柏市の一戸建て市場の競争力です。(出典:国土交通省不動産情報ライブラリ集計)
売却価格の平均は2023年度で4,711万円(新旧含む全成約ベース)。中古のみに絞ると2,000万円台中頃が相場です。
(出典:すまいValue「千葉県柏市の一戸建て売却価格相場」)
一戸建ての売却成約件数は2018年(579件)→2023年(481件)と減少傾向です。
買い手の数が減っているわけではなく、出回る物件の質・立地による選別が厳しくなっています。
駅距離が遠い・築年数が古い物件ほど、適正価格の設定が重要になります。
マンション:柏市は都内比で「割安・広い」
柏市の中古マンションの最大の特徴は、「都内と比べてリーズナブルで広い」ことです。
通勤圏内でありながら、都内の同予算で買える物件より広い住空間が手に入ります。
(出典:polusnet「千葉県柏市のマンション売却価格相場」)
価格は直近3年間で約4.34%上昇しており(出典:LIFULL HOME’S)、市場は緩やかな上昇トレンドにあります。
- 築5年以内と築40年以上では坪単価が260万円 vs 60万円と4倍以上の差があります(出典:HowMa「柏駅」)
- 成約まで平均4.6ヶ月かかります(出典:HowMa)。売却を急ぐ場合は価格設定の見直しが必要です
- 最多流通は築36〜40年物件(全体の約12%)。リノベ需要との組み合わせで買い手を広げる戦略も有効です
2026年に柏市で売却を成功させるための3つのポイント

相場を知ることは売却の第一歩です。しかし、相場を知っているだけでは売れません。
特に2026年の市場環境では、次の3点が売却結果を大きく左右します。
① 「今がピーク」と過信しない
2026年現在、柏市の地価は上昇していますが、日銀の利上げ継続によって住宅ローン金利が上昇しており、
買い手側の購買力には影響が出始めています。「もっと上がってから売ろう」という判断が、
タイミングを逃すリスクにつながります。
特に郊外エリア(増尾・高柳・逆井など)は、全国的な地価二極化の影響を受けやすく、
中心部と比較して価格上昇が鈍化する可能性があります。
② 「売り出し価格」と「成約価格」は別物
相場より1割高めに出して交渉余地を残すのは一般的な戦略ですが、高すぎる価格設定は物件を長期化させ、
むしろ印象を悪くします。柏市の一戸建て売却成約期間は目安で3〜6ヶ月。
初月の反響が最も多く、高値を出し過ぎて逃すと後が苦しくなります。
出来るだけ高く売りたいというお気持ちは、当然のことだと思います。
ただ、相場がある以上、価格の決め方には一定のセオリーがあります。
実は、ある方法を上手く活用することで、適正価格に近い価格で成約させることができます。
詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

③ 地元に強い不動産会社を選ぶ
柏市の売却において、エリアの実勢価格を肌感覚で知っている地元業者と、
全国チェーンとでは査定の精度が異なる場合があります。
特に増尾・高柳・逆井といった東武野田線沿線エリアは、地元で長年取引実績を持つ業者の情報量が強みになります。
TNコーポレーションは柏市・東葛飾エリアに特化した不動産会社です。
「このエリアなら、今いくらで売れるか」を、データと実体験の両方でお伝えします。
まとめ:柏市の不動産売却相場2026年

【土地】 9〜28万円/㎡(駅・距離で大きく変動。市場取引価格は公示の約74%水準)
【一戸建て】 中古2,000万円台中頃〜。広さ・駅距離・築年数が価格を左右
【マンション】 築15年以内:2,961万円平均。直近3年で約4.34%上昇
【市全体の地価】 前年比+5.25%上昇。TX沿線が最高水準、東武野田線沿線は緩やか
「相場を知る」ことと「適正価格で売る」ことは別の話です。
実際の売却額は、物件の個別条件・タイミング・販売戦略によって大きく変わります。
まずは無料査定で、あなたの物件が「今、いくらで売れるか」を具体的に確認してみてください。
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